2017年衆議院選挙も終わりました。蓋を開けてみれば自民党と公明党の大勝利。自民・公明の与党で465議席中310議席を獲得しています。

対してあれほど注目を浴びた希望の党は惨敗。工事前勢力が57に対し、議席を50にまで減らすという惨敗…

ここでは衆議院選挙2017における希望の党の敗因や失速の原因について。そして崩壊の可能性まであるという今後の見通しについて述べていきたいと思います。

【希望の党惨敗】衆議院選挙2017での敗因や失速の原因は?

2017年衆議院選挙 希望の党が惨敗…

2017年衆議院選挙が終わりました。希望の党は惨敗。一部では皮肉で「絶望の党」とまで言われる始末です。まず結果から確認してみましょう。

希望の党の公示前勢力は57議席。

公示前勢力とは「選挙が始まる前にその党にいた前職の議員の数」です。つまり公示前勢力をキープしてやっと及第点なのです。ここから議席が減ってしまうという事は「負け」を意味します。(まあ、どこからどこまでを勝ちとし、どこまでを負けとするかは様々な条件を考えて判断すべきですが…)

結果としては、希望の党の獲得議席は50議席。つまり、公示前勢力をキープする事が出来ていません。一般的に考えても十分負けなのです。

ただもっと言うと、選挙前は「これは政権選択選挙です」と希望の党関係者は言っていましたし、小池百合子代表が首相になる!のような話もありました。(小池首相の話は周りが騒いでいただけかもしれませんが。)

事前にここまで勢いに乗っておいて、蓋を開けてみれば公示前勢力をキープすら出来ない。むしろ1割以上議席を減らしている。

更にもっと言うと当選したのは大体元民進党の前職議員であり、希望の党の新人で当選したのは誰がいますか?ことごとく破れている気が…つまりプロパーの希望の党の候補はほとんど当選していない状態なのです…

このような状況を考えると希望の党は惨敗としか言い様がないですね…ドンマイと声をかけてあげたくなります…

希望の党の敗因や失速の原因は?

希望の党の敗因や選挙戦中盤からの失速の原因について考えてみたいと思います。色々原因はあると思うのですが、僕が思う希望の党の敗因は主に次のようなものだと思います。

排除発言

【希望の党惨敗】衆議院選挙2017での敗因や失速の原因は?

まず、小池百合子代表の「リベラル派を排除しないという事はない。排除します。」という発言。あれは良くなかったですね。

いや、基本的に小池百合子さんのあの発言は間違っていません。考えの合わない人を政党にいれないというのは正論です。だから正しい。

良くなかったのはメディアでの取り上げられ方。「排除」という独裁のようなイメージだけを強調して報道されてしまい、希望の党のイメージに泥が塗られたと思います。メディアは左翼が多いので仕方ないのかもしれませんが、あれは痛かった。浮遊票はかなり希望の党から離れたのでは?思えば、この「排除発言」あたりから希望の党は失速した気もしますね。

金に汚いというイメージの先行

希望の党が選挙資金に困っていたのはご存知のとおりでしょう。例えば公認をもらう為に候補に対して「運営資金を提供する」とも書かれた書類に署名させるとか、小池百合子さんと候補者が一緒に写真をとると3万円かかるとか…

そういう「希望の党は金に汚い」というイメージがツイッター等で広まってしまったのは痛かった。これも浮遊票が希望の党から離れてしまう大きな原因となったのではないでしょうか?

自分のふんどしで相撲をとらない候補達

希望の党の候補達のポスターを見ていると、単独で写っている人が少なかったです。どれも小池百合子さんと並んで写っています。

個人的にはこれは良くないと思いました。ポスターを貼っている人たちは小選挙区で立候補しているわけでしょう?ということは「

その人」に皆投票するわけですよ。だけど、希望の党の候補者は多くの人が小池百合子代表が一緒に写っている。

僕は「こいつら、独り立ちできてないのか?」と素直に思ってしまいました。また、小池百合子代表の自己顕示欲丸出しの姿勢に辟易した人も多かったのではないでしょうか…

立憲民主党

そして、希望の党の最大の敗因であり、失速の原因は間違いなく立憲民主党の存在でしょう。

立憲民主党は小池百合子さんから「排除」されて立憲民主党を起ち上げました。選挙に当選するためだけに右往左往した候補ばかりという希望の党に比べ、立憲民主党は少なくとも「筋は通している」と国民から評価されたようです。

立憲民主党の候補はリベラル派の方ばかりなのに対し、希望の党は安保法制に必死で反対していた人たちを沢山抱えているというのは面白い構図でした。

結果としては立憲民主党が大躍進し、野党第一党になり、希望の党は第二党というのは何だか面白い結果ですね(苦笑)

実現可能性の低い公約w

希望の党を語る上で絶対に忘れてはならないのが、実現可能性の低い公約です。

原発ゼロはともかくとして、花粉症ゼロ、満員電車ゼロ、電柱ゼロ、というような「ここまで来ると荒唐無稽」としか言い様がないような公約までありました。確かに話題性抜群で目を引くものはありましたが、これに騙される程国民はバカではなかったという事でしょう。

希望の党は今後崩壊・分裂へ向かうのか…?

希望の党の今後ですが、分裂・崩壊に向かうという見方があります。崩壊、とまで行くかはわかりませんが、僕はこれは一理あると思うのです。

まず、希望の党の内部は元民進党の人間が非常に多いです。民進党=悪とまでは言いませんが、民進党の中には「選挙で当選するためだけに希望の党に入り、その後離党する」と考えていそうな候補が多そうです。

憲法改正に賛成するのが希望の党から公認をもらう為の条件だったにもかかわらず、それを覆し、希望の党であるという事を隠しながら選挙活動をするとは、ある意味凄いと思いますwww

 

また今回、希望の党のメンバーが選挙に対する準備が出来なかった事は、落ちた候補からすれば反感を買う材料となるでしょう。あまりにも急すぎてろくな準備が出来ずに選挙戦を戦った希望の党の候補達がいる訳でして…

更に小池百合子さんが、都知事と希望の党を兼務していた事についても不満が爆発しそうです。落選者にしてみれば「お前が二足のわらじなんて履いてるから、選挙戦に力が入れられなかったから負けたんだ!」となりますよね…

安倍首相は都知事も県知事も兼務していません。公明党の山口代表も、共産党の志位委員長も、です。他の政党のリーダーで二足のわらじを履いて、開票日に日本にいない人っていましたか?こういう自体は小池百合子代表の「選挙に対する姿勢」が問われるものですよね。

 

まあ、小池百合子さんはメンツを非常に気にする人だと思われますので、途中で希望の党を投げ出したりはしないでしょうが、かなりの離反者が出そうなのは肌でビンビン感じているのではないでしょうか?

結果としては希望の党は「崩壊」までは行かなくても適度に「分裂」していき、勢力が小さくなりそうな気はしますね。

管理人管理人

小池百合子さんって、一体何がしたかったんだろう?

金ウン金ウン

人生をかけて戦った候補達の開票日に、パリに行くとか…それが公務であったとしても、どんなものかね?

管理人管理人

だから、都知事と二足のわらじは無理だったんだって。

あとがき

都知事選で大勝利を収めた小池百合子さんですが、今回の希望の党は惨敗に終わりました。

都政を疎かにし、国政に手を出し、自己顕示欲のままに動いたと見る人も多いです。実際に公約に自分のファーストネームを入れて「ユリノミクス」にしたり候補者のポスターに一緒に写ったり、小池百合子さんの自己顕示欲は相当なものだと思います。

だからこそ、激務を乗り切れるというのもあるのでしょうが、今回はそれが裏目に出てしまった感じですね。