お坊さんの年収について興味がある人は多いと思います。実際は結構もらってるんじゃないかと思っている人は多いのではないでしょうか?「欲はいかん!」と説くお坊さんの手首にロレックスが巻いてあったというのは良くある皮肉ですね。

しかし、全部が全部そういう訳ではないはず。お坊さんの年収は平均的にはいくらなのか?結婚は可能なのか?色々調べてみました。

お坊さんの年収の格差がヤバイ!

お坊さんの年収ですが、まずお坊さん同士の間での格差はかなりのものだと思って下さい。それを踏まえて言うと、お坊さん=金持ち・年収が高いというのは幻想です。

お坊さん個人の年収というのは、そのお寺がどれくらいの規模のお寺でどれくらいの布施収入があるかによって決まります。

お坊さんの年収っていくら?

  1. お寺に布施収入がある。(布施収入意外にもお寺には収入がある場合はあります。お土産の販売や旅館業の収入等ですね。)
  2. そして、お寺の会計からお坊さん個人に対して給料が支払われる。

2の給料がお坊さんの年収という訳ですね。

 

しかし、現実問題、このご時世で「十分な収入」があるお寺というのは多くありません。それはつまり「お寺からは給料が出ない。もしくは。出たとしても小遣い程度の金額。」というお寺も多いという事です。

ある宗派のお寺はその7割が、満足なお給料をお坊さんに対して出せているわけではないのです。そういうお寺のお坊さんは副業をします。

例えば幼稚園の経営、公務員、仏具屋に勤務、等ですね。そういう副業で務めているところから出るお給料はあまり高くないことがほとんど。お寺からのお給料も少し。年収があまり高くならない、というのは想像に難くありませんね。

 

一方で一部の「恵まれたお寺」というのも少数ながら存在します。

  • 広大な土地を都内に保有しており、不動産収益が莫大。
  • 徹底的に法事を受けまくり、布施収入が莫大。
  • お墓の販売が好調。
  • お檀家が金持ち揃い。
  • etc…

このような一部の恵まれたお寺のお坊さんは別に副業をする必要はありません。お寺から出るお給料だけで、片手うちわの生活が出来ます。

しかも、給料が出ている他に、お寺の経費で色々なものを落とすことが出来ます。お寺は家賃もかかりませんし、お寺名義で車を買えば個人では自動車税は払わなくてOKです。(お寺が払います。)光熱費もお寺持ち。

このような「恵まれた」お坊さんたちは年収的には1000万円を超えている人が多いですし、その上経費をお寺の会計で落とすという技も使えるので、豊かですね。感覚がぶっ飛んでいます。まったく羨ましい限りですね。

お坊さんの年収の平均は低いが結婚は可能か?

お坊さんの年収の平均というのはあまり当てになりません。何故ならば、寺院の間の格差が激しいから。

極端な話、年収1億円の人と年収100万円の人の平均値って年収5500万円な訳です。この「平均年収」は上とも下とも離れていて当てになりませんよね?お坊さんの年収の平均を論じる場合にも同じことが言えます。

 

ですので、ここでは「平均的な若いお坊さん」の年収がどれくらいか。結婚は可能かどうか?について述べていきます。

平均的なお坊さんの年収で結婚は可能?

平均的な若いお坊さんは多くの場合は住職になっていません。

住職というのはいわゆる社長の立場で、お寺が裕福ならば恵まれた収入があります。お寺が恵まれていない場合でも住職は自身の給料を自分で決める事が出来るので、住職ではないお坊さんに比べて格段に有利です。

若いお坊さんのパターンで多いのが大きな寺に勤務するというパターンです。この場合サラリーマン的な感じになりますね。月給20万円から30万円台くらいがボリュームゾーンでしょうか。もちろん、もっと安い場合もありますが…

また、実家が寺である若いお坊さんの場合は、自分の実家からお給料が出る事もありますが、それだけでは十分ではないので、前述したような副業をしている場合も多いです。公務員とか仏具屋に勤務とか…ですね。

 

こうして考えてみると、平均的な若いお坊さんの年収は200万円台からせいぜい400万円というのが多いのでしょうね。「決してお坊さんが金銭的に恵まれているとは言えない」というのが分かると思います。

 

ただ、大きなお寺に務めていて「恵まれたお寺のお嬢さん」から縁談の話が来たりすると話は別です。婿入して、副住職になりゆくゆくは住職へ。そのコースに乗ることができれば将来はある程度は保証されるという空気はありますね。そりゃあお坊さんだって、苦労はしたくないですから、「恵まれたお寺」の住職になりたいですよね。

なお、そういう「恵まれた」結婚は別にしても若いお坊さんで結婚する人は多いイメージです。車に乗っている人も結構います。ですので、なんだかんだでお坊さんの年収で結婚するのは可能です。

共働きとか副業とかでなんとか家庭を維持する場合もあるし、「所属するお寺が恵まれている」のでウハウハ結婚生活の場合もあるし。色々状況に応じた事情はあるでしょうけどね。