「介護士の方のお給料が低い」というのはよく聞く話です。ですが、具体的にどれくらいなのかご存知な方は多くはないのではないでしょうか?

一般論だけで満足せずに、介護士の収入について詳しく調べてみると意外にも…!!?

というわけには行かず、相当に厳しい現実を見てしまいました(^^;)介護職は絶対に必要な職業ですし、何とか待遇改善出来ないのでしょうか?

介護士の給料があまりにも低いと話題に!

そもそも論ですが「介護士」って何を指すのでしょうか?介護士の給料について話をする前にその辺りを確認しておきましょう。

介護の現場には色々な職種の方がいます。介護福祉士、社会福祉士、ケアマネージャー、栄養士…看護師や医師がいる場合もありますよね。

じゃあ、この人達全員を「介護士」と呼ぶかといえば呼びませんよね。

「介護士」という言葉には看護師や医師は含まれません。(医師・看護師は「介護系」ではなく「医療系」というくくりで考えられるからですね。)

介護士」というのは介護の現場で働く人の事を漠然と指す意味で使われる事が多く、厳密な定義というものもないのです。

介護士の給料ってちょっと安すぎじゃない?

そこで、この記事では「介護士」とは介護の現場で働く、医療系ではない職種。特に実際に食事や排泄の介護を行う事が主の介護福祉士とします。実際問題、多くの場合は介護士=介護福祉士ということでしょうし。

 

介護福祉士は病院や特別養護老人ホーム、デイケアセンターやグループホーム等で働いています。その業務内容はとても過酷です。

  • 夜勤がある。
  • 休みが少ない。(都市伝説ではなく本当に80連勤とかあったりするようです。)
  • 休憩はあってないようなもの。(人手不足の事業所が多い。)
  • 高齢者の相手が苦痛である。(これは人によるでしょうが・・・)
  • 他人のオムツ替えはきつい。
  • 勉強して獲った介護福祉士の資格があっても結局、医療行為は出来ない。看護師と比べて劣等感を感じる人も。
  • 等など…

 

そして、多くの人が給料が低い・安いと感じています。まあ、介護士にも勤務先によって色々な状況があるとは思いますが、多かれ少なかれ上記のような負の要素は抱えていますよね。

それだけきつければ、当然それなりのお給料を期待してしまうのが人情というやつですが…

 

介護士のお給料は年収で言うと平均320万円程度です。

 

「ええええ?介護士の給料ってこんなに低水準なの!?」って思いますよね?

介護士の手取り年収がヤバイと衝撃を受ける人続出!!

先程述べたように、介護士の給料水準が低いもので平均年収320万円程です。

しかし、ショックを受けるのはここからです。この320万という数字は手取りではなく、額面なのです。

つまり実際に介護士の方の手元に残る金額は320万円から更に色々引かれて少なくなった金額なのです。これはヤバイ…!

 

もちろん、一口に「介護士」と言っても運営する会社、その職場での地位、地域などによってお給料は違ってくるでしょう。中には「高給」な介護士もいるかも知れません。あくまで可能性論ですが。

しかし、多くの場合、介護士はその過酷な労働に対してもらえる報酬が安いと言われています。

 

年収320万円だと年間の所得税が約6万3000円、住民税が約13万円、健康保険料が約15万5000円、厚生年金保険料が約28万円、雇用保険料が約1万6000円程かかります。

320万円からそれらを差し引くと、手元に残るのは255万6000円です。更に財形貯蓄や、生命保険、車の保険等に入っていた場合はもっと引かれてしまいます。

 

つまり、介護士の手取り年収は平均で200万円台前半にまでなってしまうのです。これはヤバイという声があるのもうなずけます。

これで休みが結構あって、楽な仕事ならばこのお給料でも納得する人もいるのでしょうが、介護士は肉体労働で激務です。前述したように80連勤という人も中にはいます。

その激務度を考えるとこの給料水準はあまりにも低いと言わざるを得ないでしょう。手取り年収200万円台なのに…

 

しかし、介護という仕事は「絶対に必要される」仕事です。もっと報われても良いと思います。

そういえば保育士もあまりにも待遇が悪くてなり手が少なく、人手不足だと聞きます。介護も同じく。本当に必要とされる仕事のお給料が安くて、議員さん達のお給料がありえないほど高い社会って何か間違ってる気がしますね。