会社のゴルフが強制という「意味の分からない会社」にお勤めの方も多いと思います。僕は会社のゴルフは死ぬほど行きたくないというタイプでした。そして、実際に行ったことは一回もありません。

そんな僕のゴルフの断り方をお伝えします。(万人に出来るものではないので「ストーリー」として読んで頂いても構いません。飽くまでもご参考、という事で…)

「会社のゴルフは仕事だから強制。当然だ。」

上司:「お前今度、営業部でゴルフコンペやるから、練習しとけよ?」

:「え?僕、ゴルフとかやらないんですけど…」

上司:「営業の社員全員来るのに、お前だけ来ないなんてありえんだろ?」

:「全員って◯◯さん(女性社員)も来るんですか?」

上司:「女性は来ないよ。男だけだ。」

:「・・・」

 

こんな会話があったのは数年前の話ですね。僕は当時、とある金融機関に勤務していました。3年目か4年目くらいだったのですが、突然事務部門から営業部門への異動になったのです。

せっかく慣れてきた仕事内容が変わってしまうのは嫌でしたが、異動は会社員の宿命。労働契約というか就業規則にも「部門間異動あり」と明記してありますから、そこは仕方ありません。

 

新しい職場だという事で、少し不安があったのは事実ですが、正直期待の方が大きかったのを覚えています。

 

僕は元々、仕事は会社の中で時間内に終わらせるべきだと強く思っているタイプでした。会社が終わった後の飲み会にもあまり行かず、自分の時間を大事にしていました。

ただもちろん、仕事はしっかりやっていました。

変な話、飲み会を理由に仕事が残っているのに退社してしまう社員や、子育てを理由に人に仕事を押し付けて帰ってしまうモンスターおばさん達よりも遥かに優秀だったと自負しています。

 

「仕事はしっかりやる。決められた時間の中でしっかりやる。」

そういうポリシーで僕は全力で、妥協せずに自分の仕事に取り組んできました。営業、という事で仕事のパフォーマンスを上げる為に多少の付き合いの飲み会も仕方ないのかな?というのは理解した上です。

 

そんな僕が営業部門に異動して数日後、「休日に会社のゴルフ行くのは強制だ」と言われた時のカルチャーショック。正直、上司の言っている意味がよく分かりませんでした。

せっかくの休日にゴルフなんて行きたくない!

ゴルフのイメージ画像

僕だって完全に会社の人と社外での付き合いを否定していた訳ではありません。

飲み会だってたまには有意義な時もあります。(大体の場合は、上司の若いころの「俺は悪だった」自慢とか、「仕事でお前はココができていない」的な話を聞くだけの無意味な時間なのですが・・・)

しかし、会社のゴルフが「強制」だというのは理解できませんでした。そのゴルフコンペですが

  • 会費1人1万円
  • 終わった後の懇親会には強制参加
  • 開催日は休日

というものでした。

 

さらに僕の場合はゴルフ未経験だったので

  • ゴルフ用具を20万円ほど支払って購入
  • 定期的にゴルフスクールで有料レッスンを受ける

等の条件が課されました。

 

「なめるのもいい加減にしろ!!!」

 

と心の中で叫んだのを覚えています。やりたくもないし、見るからにつまらないゴルフを、貴重な休日を潰して、高額な道具をわざわざ買い揃えて、ただでさえ少ない自分の時間を潰してゴルフレッスンを受け、その後の飲み会にも強制参加。

さらに、そのゴルフコンペは完全な社内行事なので、取引先と関係を深めることもないし、来るのは元々知っている人達だけ。

飲み会での話題は、「ワル自慢」「営業成績自慢」「愚痴」「お前はここができてない」という話題が98%。

 

こんなゴルフに行きたくないと思うのは僕だけではないはず。正常な感覚を持っているなら絶対に拒絶するでしょう。会社っていう修飾語をつければゴルフでもなんでも正当化されると思うな!と思いました。

 

しかし、上司は「ゴルフは強制。行きたくない奴の方がおかしい!」のように僕にまくし立てるのです。

ちなみにその一回で終わるという事ならまだかろうじて受け入れる事も可能なのですが、会社のゴルフコンペは月2回は最低でもありました。

絶対に僕は参加するわけには行かなかった。もう意地です。

 

どんなに上司に嫌われようとも、空気が読めないと言われようとも何十万円も支払った挙句、くだらないゴルフなんて行きたくありませんでした。

ましてや「強制」なんて言われた日には、ますます行きたくなくなります。

僕の断り方はこうだった。

そこで、僕は色々考えました。以下、僕が実際に実践した会社のゴルフの断り方をご紹介します。

 

1・腰が痛いのでゴルフは出来ないと言い張る。

どんなスポーツでもそうですが、ゴルフも腰が起点となるスポーツです。「学生時代に腰を痛めているので、プレーが不可能です。」僕は上司にそう言い続けました。

結果としては「嘘つくんじゃねえ」と言われ、却下されてしまいました。

 

2・お金がないのでゴルフ用品を買えないし、ゴルフレッスンには行けないと言い張る。

これを言ったら、上司は勝手にキレ始めて(笑)

  • ボーナスが出たのに金が無いはずは無い。
  • 金の管理ができていないやつだ!
  • 嘘は良いから絶対に来い。

とますます、会社のゴルフに来ることを強要されてしまいました。

 

3・会社に行かなくなった。

結果的に、会社のゴルフに行かないですんだのはこの作戦が功を奏した為です。

僕は上司にパワハラまがいで半分脅されながら、高い金を払って会社のゴルフに行くことを強制されていました。そのストレスと言ったら、筆舌に尽くし難いものがありました。

実際、そのせいかどうかは分かりませんが、僕は朝会社に行く際に吐き気を催すようになり、遅刻も多くなりました。その度に「自己管理ができていない」とか色々言われましたが、「お前が原因だ!!!!」と殴りかかりそうになりました。(実際にはそんな事はしていませんが…)

 

言葉で書くと軽く聞こえて、重みが伝わらないかも知れませんが、当時の僕は会社のゴルフのせいでそこまで病んでいたのです。

 

そして、体調はどんどん悪くなり…最終的には会社の健康管理室に電話。

その電話は僕が会社に行こうとして吐き気を催していた午前中(始業時間は過ぎている時)にしました。もう、何日間もこういう状態が続いていると訴えたところ、健康管理室の人から僕の上司に電話をしてくれるという事で、僕はその日から「おやすみ」になりました。

 

いつからいつまでが「有給休暇」で、いつからいつまでが「休職」なのかは分かりませんでしたが、僕は7ヶ月会社を休職しました。

 

その間、仕事が出来ずに、同僚に迷惑をかけてしまっているのでは無いか?という思いが半分。

もう一つが、「業務外で何十万円も支払ってゴルフを強制されるというパワハラを受けたのだから当然だ!」という思いが半分でした。

会社のゴルフって最悪です。

いつまでも「働かずに給料がもらえる生活」を続けたかったのは山々ですが、そんな馬鹿な事は言っていられません。仕事をしっかりやろうとする意志はずっとありましたし、それは今でも変わりません。

ただ、何の生産性も無い会社の強制ゴルフだけは参加したくなかったのです。

 

体調が戻った旨を会社に伝え、医師の診断を受け、本社で「休職者復帰研修」のようなものを受け、僕は元々いた事務部門に戻りました。その後飲み会にはごくたまに参加し、嫌な思いもしましたが、概ね許容範囲でした。

 

ゴルフに誘われる事はその後ありませんでした。

 

今思うと、仕事に対してもそうですが、「ゴルフ」という命題(?)に対して真剣に考えすぎていたのかな?とも思います。もうちょっと肩の力を抜いて、適当にながしておけばよかったのかも知れません。

まあ、ゴルフ強制をするあのバカ上司が、適当に流されて黙っているとは思いませんが。

 

とにかく、僕はこのようにして、会社の強制ゴルフに行きたくない!という姿勢を貫きました。大分、手の込んだというか労力が大きい断り方、でしたが…

 

あなたにもこれが出来るかどうかは分かりません。

ですが、行きたくもない、仕事外の束縛で、体調を崩すほど病んでしまったら、会社をさっさと休んでしまいましょう。大事なのはあなたの心と体なのですから…